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山域・コース
北海道 天売島・焼尻島
実施年月日
2005年8月23日
参加者
杉本夫婦
コースタイム
8月24日 
6:40羽幌道の駅発→羽幌港8:30出航→9:25着焼尻島11:45出航→ 12:00着天売島14:45出航→16:15着羽幌港→羽幌道の駅
ほんとうによい天気で利尻島もよく見え島の観光を満喫できる1日だった。
(画像にマウスポインターをあててください)
 焼尻島と天売島を日帰りで訪れるため,一便のフェリーに乗る。昨日の午後から天候は 回復したが,風は強く波は多少高い。舳先から結構波しぶきが飛ぶ。
 焼尻で下船する人は少なく,観光客もほとんどいなかった。貸し自転車屋に入ったのも 我々以外に一人だった。 多くは天売へ行くようだ。2時間しか滞在期間がないので, すぐに自転車を借り,主だった所を見に行くことにする。 どこに行ってもほとんど人に会うことはなかった。
 まずおんこの森に行った。豪雪地帯の曲がりくねった木を想像していたが 思ったほど曲がってはいなかった(オンコの荘は行かなかったのでこのあたりの)。
 森を抜けた後のオンコ海道に出たとき,快晴のもと一気に視界が開け, で遠くに利尻を眺め,誰もいないまっすぐな平らな道を 自転車に乗っていると,すべてを忘れ気が晴れ晴れする思いだった。 島のなかでこの道が一番気持ちがよかった。2時間は以外に早くすぎオンコの荘を見落としたが 気がついたときにはもう引き返す時間が無かった。11:45出帆の高速船で天売島に向かう。 高速船に乗る客はごくわずかであった。前方の船室に誰も居ないので乗り込もうとすると,船員に 今日は風が強く船はよく揺れるのに上下運動の激しい舳先の近くに乗るなんてと笑われ, 真ん中あたりの席に着いた。港外に出ても思ったほど船は揺れなかった。
フェリーおろろん2 焼尻の名所おんこ(イチイの木)の森 焼尻島の中央部分オンコ海道,一番気に入った風景 焼尻島の中央部分オンコ海道とめん羊牧場,
			利尻島が遠望できる。
 天売に着くと楽しみにしていた遊覧船はは風が強く欠航であった。 そのため天売島も自転車を借りて2時間で1周することになった。貸し自転車手のおすすめで反時計回りに 島を一周する。鳥獣保護区管理棟の施設を一瞥して赤岩展望台へ急ぐ。島の南側の地図で東西に 延びる道路は長い急傾斜の上り坂で,借りたのがママチャリだったので登り切れず, ときどき押して歩いた。
 赤岩展望台からみる赤岩は,遙か下にありあまりに小さくまた海鳥も飛び回っていなかったので, 迫力はなかった。ただ展望台周辺にはウトウの巣穴の多さには驚いた。
天売島自転車で1周に出発,赤岩への長い急な登り 天売島赤岩展望台付近の巣穴 天売島赤岩 天売島海鳥観察舎,利尻が遠望できる(観察舎右斜め上

海鳥観察舎の北東側の海鳥が住み分けている岩壁  海鳥観察舎へ行く道はあまりに細く思わず見落としそうだった。観察舎は風景にマッチした 感じのいいほんとうに小さな建物だった。内部にある望遠鏡の性能がもう少しよければ巣の様子が よく見れたのに残念だった。ここでもウミネコ?が飛ぶ姿以外ほとんど海鳥を見なっかた。
 後は下り一辺倒で観音岬展望台を経て海の宇宙館によりコーヒーを飲んで島を後にした。  羽幌に戻り「おきな」という道の駅の近くの食堂で夕食を摂り,道の駅の温泉に入った後 明日のピッシリ山登山のため駐車場で泊まった。

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