山域・コース |
ピッシリ山(1032m) 北海道 天塩山地 |
実施年月日 |
2005年8月24日 |
参加者 |
杉本夫婦 |
コースタイム |
8月24日
6:40羽幌道の駅発→8:55登山口発→11:10頂上着 11:45発→13:20登山口→16:10道の駅着 |
写真にカーソルをあててください。 8月24日(水)
羽幌の営林署で入林届けに記名し,林道のゲートの鍵を確認し747号線を二股ダムに向け出発。
センターラインのある広い道路の脇に,古いピッシリ山14kmの分岐の看板があった。 看板があまりに古く,分岐する林道もあまりに狭いので,別の登山口を探そうと,広い道路を もう少し先まで進んだが巨大なゲートで道路は行き止まりとなり,左に曲がるセンターラインの ない道に変わる。現在入山に使用されている林道に入るにはこの道をもう少し先まで進めばよかったのだが, このときはそんなことなど知らず,引き返して先の 道標から細い藪の生い茂った林道を進む。10km以上も藪で車の側面をこすりながら進みピッシリ湖を すぎた頃,登山口への分岐を示す妙に新しい立派な標識が出てきた。しかも登山口には○○クラブ ピッシリ山御一行様の小型バス(マイクロではない)が止まっていた。立派な林道が別にあったようだ。 私の車は草と泥で汚れキズまで付いたのにバスはまったく汚れはなかった。ただ道北の山に平日に 登山者がいるなど予想外で,羆への恐怖感は全く無くなったのはありがたかった。車中で準備をしている 間に,車の周りには大きなアブが集まり,コツコツ音を立てて車体にぶつかりだした。さすが北の山だ。 吸血動物が多いなと感心して,虫除けスプレーを持ち車外に出たが,虫にさされるようなことはなかった。 ピッシリ山はとりたてて特徴の無い,道北のなだらかなピークのはっきりしない山だ。 登山口からほぼ尾根通しにチシマザサ(根曲がり竹?)の切り開きの中をどんどん登る。 緩やかななだらかな尾根だが登るにつれ岳樺があらわれる。徐々に尾根は細くなり意外に両側の谷も切れ込んでいる。なだらか地形のイメージからはほど遠い急登の箇所も出てきたし,這い松も出てきて,もう頂上かと何回か思った後ようやく着いた。先行パーティーは下山を始めるところだった。道北の山とは思えないほど日差しはは強いが,少し強い風は汗をかいた体に心地よく,心配した虫も全くいなくて,思わず長居をしてしまった。 天気はよかったが日本海方面は雲が多く離島は見えなかった。 下りは一気に駆け下りた。 |