山域・コース |
南アルプス 聖岳・光岳
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実施年月日 |
2006年5月4日〜6日 |
参加者 |
杉本夫婦
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コースタイム | |
2006年5月3日(水)晴 |
15:00自宅発→豊明I.C.→<東海環状>
→勘八I.C→<国道153号>→平谷→<国道418号>
→売木<国道151号>→阿南→飯田→矢筈トンネル→
→<国道152号>→上村→<赤石林道>→便ヶ島(自動車219.6km)
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2006年5月4日(木)晴 |
6:50便ヶ島発→7:40〜7:50西沢渡→9:45便ヶ島聖間1/2看板→
9:55〜10:00 2050m付近→12:25〜12:35 2300m付近→
13:15〜13:45 主稜線着
荷物デポ→15:05〜15:15小聖岳 →16:45聖頂上→17:30〜17:40小聖岳→18:00〜18:10 荷物デポ回収 →18:30聖平冬季小屋 |
2006年5月5日(木)晴 |
5:50冬季小屋発→6:35〜6:40 2853m南コル→9:05上河内岳頂上への分岐
→9:12〜9:15上河内岳頂上→9:20分岐→11:00〜11:10茶臼岳 →12:00仁田岳分岐(希望峰)→14:35易老岳頂上(テント泊) |
2006年5月5日(金)晴 |
5:15テント発→8:10光岳小屋→8:30〜8:42光岳頂上
→9:00〜9:15光小屋→9:40〜9:45イザルヶ岳
→11:35テント着 12:35テント発→13:35〜13:50 2000m付近(雪がなくなる) →16:15易老渡→16:45便ヶ島 便ヶ島→<赤石林道>→<152号線>→矢筈トンネル →飯田→<153号線>→園原I.C→<中央道・東海環状道> 豊明I.C |
5月3日 午前中山行の準備をして,15:00頃出発した。152号で飯田まで行かず平谷から 418号で売木・平岡・南信濃村・上村行く方が近そうに思え,平谷から418号に入った。 大まかな地図で見当をつけたのが間違いで,売木までセンターラインがある太い道だが 曲がりくねっていて,峠を越えるのに標高差が大きく時間がかかり,さらに平岡までは 大型車通行不能のような注意書きのある狭い道となったので,予定を変更し151号を北上し 飯田から矢筈トンネルを越えることにした。151号もセンターラインがある太い道だが, 結構上り下りがあり非常に時間がかかってしまった。真っ暗な中, 長い赤石林道にいい加減うんざりした頃,ようやく便ヶ島に着いた。整備されたキャンプ場に 車を乗り入れ車中泊とした。(1人\500 5月4日 聖光小屋を予定よりやや遅く出発(6:50)西沢渡までの道はよく整備され, かっての森林軌道の崩壊した橋は,すべて架け替えられていた。また西沢渡の 籠渡しも立派のものに変わっていた。 ここから登山道が始まる。いい気候で,ゆっくりしたペースでほとんど 汗をかくこともなく登る。 のんびり登ったため主稜線にたどり着いたのは13:00を過ぎてしまった。 木の根もとに荷物をデポし,サブザックを持ってこなかったので,雨具を着て, ポケットに行動食やライトを詰め込んで,雪は緩んでいるがアイゼンをつけて出発する。 思いの外雪は多かった。 緩んだ雪にもぐりながら斜面をトラバースしたりして小聖岳に着いた。小聖岳周辺は雪はなく 天気も快晴で,グライダーが上空を飛んでいて,暑いくらいであった。 きわどい雪庇の上をたどったり,適当に雪の斜面を伝いながら夏道沿いに登り続けた。 いつの間にかガスが広がり視界ががなくなりだした。 快晴で天気悪くなる用の状態ではなく,今いる辺りだけが濃い霧に包まれているようだ。 徐々にバテてきてペースが落ち,ほとんど視界がない状態で, 雪に埋もれてわずかに先端だけが見える頂上の看板のところにたどり着いた。 もう17:00近く奥聖は断念して下山する。小聖辺りまで下ると視界は晴れた。 遅くなったのでテントを張らず聖平の冬季小屋に入った。G.W.中だが比較的 空いていた。 5月5日 5:50小屋を使ったにしては遅めの出発となった。今日も快晴で朝は冷え込み 雪はクラストしていてアイゼンをつけて出発。南下するのは我々と,茶臼小屋から 畑薙吊り橋に下山する単独行の人だけでG.W.とは思えないほど静かな山行だ。 9:05に上河内岳頂上への分岐着。荷物を置いて上河内岳頂上を往復する。 上河内岳からは標高が下がりだし雪も少なくなり,茶臼岳 の登りではアイゼンをはずして砂礫の登山道を歩く。 頂上直下で再度アイゼンをつけた。 さらに標高が下がり仁田岳の分岐から樹林帯に入る。夏道の道標はすべて雪に隠れ ,トレースも強い日差しで崩れてしまっていて,思わず仁田岳の方に通り過ぎてしまった。 尾根筋をはずさないように気をつけながら進んむ。ほとんど人に会うことのない山行だったが, 樹林帯で茶臼小屋から光岳を往復している若者にあった。 藪こぎあり,雪も気温の上昇と共に 緩んできてなかなかスピードが出ず,易老岳頂上は14:30になってしまった。 予定では13:00前に着けば今日中に光の岳往復と考えていたが,この時間なので あきらめテントを張る。光岳往復が明日なるなら仁田岳のピークを 往復してくればよかった。 5月6日 薄く靄がかかったような空で,今までのような快晴ではないが,良い天気なので光岳を 往復してから下山とする。 荷物を一つにまとめて,朝の冷え込みは弱く,雪は堅くはないがアイゼンをつけて出発(5:15)。 赤布が所々に着いているが, 易老岳頂上付近は,樹林帯で見通しが悪く夏の道標は雪にすべて埋もれていて, また崩れたトレースが入り乱れていて スピードは上がらない。針葉樹の枝をかき分けながら進むようなところもあり, また結構暑くなり光岳小屋まで3時間もかかってしまった。 小屋裏から光岳の頂上までも腐った雪で結構時間がかかった。頂上は雪に埋もれていたが, 展望台?は露岩が出ていた。 小屋まで戻って休憩しイザルヶ岳を登ってテントに戻った(11:35)。 後は易老渡まで下るだけだ。面平までは樹林帯の山道で気持ちよく下れたが, そこから易老渡迄の下りは急な九十九折りでうんざりした。易老渡から 便ヶ島まで車を取りに行くのに30分ほどかかった。 帰り道は国道481号・51号に懲りたので,飯田に出て153号より園原Iへ 中央道・東海環状道を経由して豊明ICまで帰った。高速道の渋滞は全くなかった。 |