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山域・コース
南北アルプス 仙丈岳 甲斐駒ヶ岳
実施年月日
2006年10月7日(土)午後発〜10日(月)着
北アルプス 槍ヶ岳から奥穂高岳までの大キレット越えの縦走の予定だったが, 悪天のため南アルプスに変更
参加者
杉本夫婦
コースタイム
       
2006年10月7日(土)栃尾 雨
12:30自宅発→東名三好I.C.→<東名・名神・東海北陸> →飛騨清美I.C→平湯→栃尾→ 道の駅「上宝」(新穂高往復,双六谷のコンビニ往復)
2006年10月8日(日)栃尾 雨 松本 晴 南アルプス 晴
05:40道の駅「上宝」→<安戻トンネル>→松本城
松本I.C→<長野・中央自動車道>→伊那I.C.→高遠→長谷・仙流荘 →<南アルプス林道バス>→北沢長衛小屋テント場(自動車324.8km)08:30
2006年10月9日(月)快晴
4:25テント場発→04:55〜05:00仙丈岳2合目→0:45〜05:55仙丈岳5合目→ →06:40〜06:450小仙丈岳→07:40〜07:50仙丈岳頂上 →08:40〜08:25馬ノ背ヒュッテ→09:20仙丈岳5合目 →10:10北沢峠着
10:30北沢峠発→11:25〜11:30仙水峠→12:45駒津峰→<直登コース> 13:50〜14:05甲斐駒ヶ岳頂上→<巻道コース> →14:30〜14:55摩利支天への分岐(摩利支天往復14:45) →15:35〜15:40駒津峰→16:40仙水峠→17:30北沢長衛小屋テント場
2006年10月10日(月)晴
09:35テント発→10:00北沢峠バス発→<南アルプス林道バス>11:00仙流荘
仙流荘発→高遠城址→駒ヶ根I.C.<中央・東名>→名古屋I.C.→自宅
10月7日(土)
松本城から見る常念岳 仙丈岳への登り  太平洋岸の発達した低気圧により中部地区は天候は良くなかったが,愛知県辺りは  すっかり天気が回復したので,「おそらく明後日には,槍・穂の稜線も雨も上がり,  夏と同じような状態になるだろう」と予想して出発した。
 自宅発が17:00を過ぎ,高速道路の通勤割引が使える時間となったので,  東海北陸道で蛭ヶ野を越える辺りから雨が降り出し,中部地方も北部の標高  の高いところでは相当天候が悪いことが予想された。
 平湯あたりからやや強い雨となった。新穂高温泉まで行ったが雨がひどく  泊まるのに適した場所もなく栃尾の「道の駅上宝」に戻り車中泊とする。  夕食の弁当を売っている場所が近くになく,双六谷辺りのコンビニまで往復する羽目になった。  
10月8日(日)
 昨夜来降り続いた強い雨は7:00になっても降り止む様子もなく,稜線上では遭難騒ぎもあり  雪が積もっているようなので,今日の登高はあきらめ,南部の天気の観察と観光を兼ね松本まで  出かけることにした。
 安戻トンネルを越え南下すると天気は回復していて松本は風は多少あるものの快晴であった。  松本城ではそば祭りが行われ朝早くからにぎわっていた。せっかくなので松本城の天守閣  にもあがった。そこから雲を透かして見える常念岳はかなり積雪がある様子で,  今回の夏山装備では,槍・穂どころか常念でさえ登れそうもないので南アルプスまたは  中央アルプスに転進することにして鶴林堂,パルコで地図を購入した。
 長野自動車道松本I.C.より南下して山々を観察すると中央アルプスに較べ,  南アルプスはよく晴れている。また駒ヶ根I.C.付近は混んでいて渋滞も発生しているので,  南アルプスへ行くことにして,  14:00の北沢峠行き林道バスに間に合うように仙流荘へ急いだ。
 南アルプスは穏やかな天気で,仙流荘の駐車場も,北沢長衛小屋のテント場も混雑していた。   10月9日(月)
できれば今日1日で仙丈・甲斐駒の両ピークに登り最終バスで帰り明日は どこか近郊の岩場に行こうともくろんで4:30にテントを出発し,まず仙丈岳に向かった。
快晴の中快調に進んだ。小仙丈岳に登る稜線から見ると槍や穂高はもちろんのこと 焼岳・乗鞍・御嶽まで雪化粧をしていて,今回の装備では歯が立たなかったことが よくわかった。
仙丈岳周辺は,木の枝から落ちたエビのしっぽと霜柱だけで, 雪はなく軽いハイキングの様だった。 頂上付近は小屋泊まりの登山者が多く混雑していた。
あまりのんびりせず登高したのに,馬の背ヒュッテ経由で北沢峠に 戻って来たときは10:10になってしまった。
甲斐駒に登るのに,市販のコースタイム入りの地図では,双子山経由のコースが より時間がかかる様に書かれているので仙水峠経由で往復することにした。 仙水峠までは快調だったが,さすがに疲れてきて,駒津峰の登りの途中で 荷物をデポして急いだが駒津峰に着いたのが12:45になってしまい16:00の最終バスに 間に合わないことがはっきりしたので,後はのんびりと登った。
駒津峰から先は直登コースを登った。14:00にようやく頂上に到着。 快晴無風で,雪化粧した北アルプス・乗鞍・御嶽・白山と富士山,雪の全くない 中央アルプス・八ヶ岳等すばらしい景色であった。
せっかく登ってきたので帰りに摩利支天の頂上へも寄ってきた。
のんびりしたのでテント場着は17:30になってしまった。 連休は今日で終わりなのだが,まだテントは10張りほどあった。
仙水峠付近 甲斐駒ヶ岳と摩利支天

10月10日(月)
平日は,始発バスの発車時刻が10:00と遅く,帰りの準備をした。 仙流荘で入浴し,今までいつも素通りだった高遠城址に寄ることにした。
せっかく行った高遠城址だったが,美術館,絵島屋敷等は火曜が休館日で 見るものはなにもなかった。 仕方なく駒ヶ根I.C.より帰った。  

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