山域・コース | 九州 久住山・大船山・祖母山・雲仙普賢岳・韓国岳・高千穂峰・開聞岳 |
実施年月日 |
2017年05月13日(土)〜5月21日(日)
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参加者 | 杉本夫婦 |
コースタイム | |
05月13日(土) |
名古屋南I.C. →六甲アイランド サンフラワー フェリー乗り場 西大分港へ (船中泊)
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05月14日(日) |
西大分港→湯布院I.C→九重山 長者原登山口
諏峨守越→久住山→中岳→法華院温泉泊 |
05月15日(月) |
法華院温泉→坊ヶつる→<大船山往復>→長者原登山口
→<阿蘇市・高森町>→道の駅 高千穂峡 車中泊 |
05月16日(火) |
高千穂峡 道の駅→祖母山登山口 祖母山 登山 →道の駅 高千穂峡 車中泊
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05月17日(水) |
高千穂峡 道の駅→熊本港→<フェリー>島原南港→仁田峠→<ロープーウェイ>→妙見山
→普賢岳 往復 仁田峠→口之津港→<フェリー>→鬼池港→<天草パールライン>→熊本市 公立共済の宿 泊 |
05月18日(木) |
熊本市→えびの高原→高千穂河原 ビジターセンター
高千穂峰往復
ビジターセンター→道の駅 霧島車中泊 |
05月19日(金) |
道の駅 霧島→大浪岳登山口
韓国岳 往復
大浪岳登山口→知覧 特攻平和記念館→指宿温泉→かいもん山麓ふれあい公園車中泊 |
05月20日(土) |
開聞岳往復 往復
→鹿児島港→<フェリー>→桜島港→桜島・湯平展望台→砂防会館→志布志港→<フェリー>→大阪南港へ |
05月21日(日) |
大阪南港→尼崎末広I.C.
尼崎I.C.→帰途へ |
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5月13日(土) 今年は,例年のようにG.W.前に山スキーができない状況になったので ,サンフラワーフェリーのマイカー 舟遊プランの往復割引を使って, 雪のない九州の山を歩いてきました。夫は九州の山に登ったことが無いし,さらに九州南部は全く行ったことがないので, ドライブや観光のウェイトの大きな旅行になりました。 九州行きは,神戸港発と大阪南港発とがあり,なんとなく港町神戸からと思って,神戸出帆の便にしたけれど,六甲アイランドは, 神戸の町から遠く離れに遠く何もないところで,時間待ちの間に,ちょっと三宮・元町へ出かけるいうわけにはいきませんでした。 自宅→<伊勢湾岸・新名神・名神・阪神高速湾岸>→六甲アイランド 走行距離200km 5月14日(日) 西大分港→湯布院I.C→九重山 長者原登山口 長者原登山口10:50発→12:45諏峨守越12:55→14:20久住山14:25→15:15中岳15:25→15:15稲星山15:25→17:45法華院温泉泊 |
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諏峨守越への登り |
久住山頂上 |
登山口で準備に手間取り,出発はずいぶん遅くなってしまったけれど,今晩は小屋泊まりなので,多少遅くまで行動しようと,
諏峨守越から久住分かれを経て久住山・中岳を登って法華院温泉へ向かった。 久住山では,遠足の小学生の集団とすれ違った。 久住山から見る中岳は結構遠く見え,天狗ヶ城のに登らず火口湖の縁を通った。 中岳から白口岳へは稲星岳の中腹をトラバースする予定だったが,道を見落として稲星岳に登ってしまった。 頂上ではアメリカ人?のトレランナー?がいて,写真を撮ってくれた。 白口岳からの下りは,黒い土壌のぬかるんだ部分が多く,思わぬ時間がかかり,法華院温泉に着いたのは, 夕食が始まる直前だった。 |
久住山から九州最高峰 中岳 |
中岳から稲星山(写真)・白口岳を経て法華院温泉へ |
5月15日(月) 法華院温泉→坊ヶつる 坊ヶつる 大船山→坊ヶつる 坊ヶつる→長者原駐車場 高千穂峡道の駅 法華院温泉で朝食を済ませた後,坊ヶつるへ 大船山は花の季節は大変きれいだとの事だが,早すぎたようです。でも新緑はきれいな山でした。 頂上からの展望はすばらしく,昨日登った久住山,中岳等見渡せました。昨日から気になっていたのだが, 三俣山の山体があまりに大きく,標高は低く形は凡庸だけれど,九重山群のなかで最も存在感があるように感じた。 昨日の諏峨守の越到着がもう2時間早ければ登れたのにと残念でした。 長者原ヘルスセンターで風呂に入り,高千穂道の駅へ移動し車中泊 途中で,阿蘇の草千里に酔ってみたいと思っていたが,時間がなく,根子岳の側を車で通るだけで終わってしまった。 道の駅に着いたときはもう遅く,夕食は全国チェーの弁当やの弁当しかなガッカリ。 走行距離 長者原記録忘・牧ノ戸峠285km・高千穂道の駅374km |
大船山から見た三俣山 |
坊ヶつるから見た大船山 |
5月16日(火) 北谷登山口発8:20→千間平9:20→三県県境9:30→10:45九合目小屋10:55→11:15祖母山頂11:25 →13:00風穴13:10→14:00北谷登山口 →高千穂峡(観光散策)→天の岩戸神社→天の岩戸温泉→高千穂峡道の駅車中泊 走行距離453km 尾平から登る予定だったが,歩行時間が短く物足りない気がする北谷から。 地元の花好きの二人連れの登山者の方と,アケボノツツジ等の花の話をしながらのんびりと登った。 頂上小屋あたりで,一緒にオオヤマレンゲを探したり,帰りに風穴に入ったりして結構時間がかかった。 この方から雲仙普賢岳ではもうミヤマキリシマが咲いているとのことだったので,明日は雲仙に行くことに決めた。 高千穂峡の散策道を歩いた後,高千穂道の駅で「だご汁定食」を食べ,天の岩戸神社経由で天の岩戸温泉へ。 夜は,高千穂神社の神楽を見に行った。 |
祖母山山頂 |
風穴コース アケボノツツジ |
5月17日(水) 高千穂峡道の駅→熊本港→<フェリー>→島原港→仁田峠駐車場 ロープウェイ妙見駅10:05→10:40三国岳10:50→雲仙普賢岳11:35→平成新山方面周回→13:20仁田峠 口ノ津鬼池港→<フェリー>→天草港→熊本 泊 走行距離鬼池港603km 早起きをして,熊本港から島原港に渡る始発フェリーに間に合わせ,仁田峠へ急いだ。 登りだけロープーウェイを利用し,普賢岳に登り,平成新山の大きさに感心した。 ミヤマキリシマは満開だった。また黄色い花の咲くツツジも咲き出しているようだが気づかなかった。 駐車場まで戻ってきたときに,隣に駐車していた年配の方が携帯電話に撮影した花の写真を見せながら説明してくださった。 落ち着いてみれば看板もあったようだが見落としたようだ。 下山後,天草にフェリーで渡り,天草パールラインを経由して熊本へ。今回の山行で唯一の旅館泊。 |
GPS記録(スマホアプリ) |
普賢岳頂上から見た平成新山 |
5月18日(木) 水前寺公園・熊本城(市役所14Fより見下ろして)観光 熊本市役所→高千穂河原駐車場 高千穂河原駐車場13:15→14:55高千穂峰頂上15:10→15:45駐車場 →みやま荘入浴→霧島道の駅 車中泊 走行距離 高千穂河原840km 道の駅874km 熊本市をゆっくり出発したので,高千穂峰に登り出す人はもういなかった。 ビジターセンターで,登山パンフレットをもらい,すべりやすい軽石?の道をひたすら登った。地図で登山道を見ると, ほぼ一直線に見え単調なコースに見えたが,火口は想像していたより大きく,起伏があり単調ではなかった。 頂上では逆鉾を見て,早々に下山した。 平日のためか,駐車場にはもう登山者の車は無く,センター等も閉まっていたが,おばさんが一人で切り盛りしている?茶店だけが開いていて, 話をしながら,夕食に薩摩揚げの入ったそばを食べることができた。 風呂に入りたいというと,すぐ近くのみやま荘は日帰り入浴は17:00なので, 念のために,親切にも,遅れても入浴できるように了解をとってもらえた。 浴室では,大阪から来て,開聞岳に登り,自転車でここまで来た年配の男性と一緒になった。 入浴後は,遠いがトイレが利用できる霧島道の駅まで移動して車中泊。 霧島に来るまでは,山は確かに火山だが,麓であまり火山地帯にいることを感じなかったが,ここでは道のすぐ側のあちこちで勢いよく蒸気が吹き出ていて, 火山地帯にいることを実感できるようになった。 |
GPS記録(スマホアプリ) 翌日登った韓国岳から見た新燃岳・高千穂峰 |
5月19日(金) 雲仙道の駅→大浪池登山口 大浪池登山口6:25→7:05大浪池7:10→8:55韓国岳頂上9:10→11:15登山口 →知覧特攻平和記念館→指宿砂蒸し風呂→開聞岳ふれあい公園駅 車中泊(有料) 走行距離 公園1066km ビジターセンターから登る予定だったが,道の駅から近い大浪池登山口から登った。 頂上から新燃岳見のさきに見える高千穂峰は大きく見えた。昨日登ったときはあまり大きな山には感じなかっかたのだが。 下山後,開聞岳登山口に移動途中で,知覧の特攻平和記念館に寄った。 解説ビデオの中で,特攻機が,開聞岳を日本本土の最後の印として飛び立っていったと説明しているのを聞いて,開聞岳の歴史の中には こんなこともあったことはと,考えを新たにした。 水俣にも行ってみたかったが,時間が無く今回は割愛した。 指宿では砂蒸し風呂に入り,その前にあるレストランで夕食を済ませ,コンビニで買い物を済ませ, 登山口の公園の駐車場で車中泊(車中泊は有料だった)。 |
GPS記録(スマホアプリ) |
大浪池から見た韓国岳 | 知覧特攻平和記念館 |
5月20日(土) 公園登山口5:15→6:20五合目6:30→8:00開聞岳頂上8:20→10:20公園登山口 公園→鹿児島港→<フェリー>→桜島港→桜島 湯ノ平展望台→砂防館→志布志港 走行距離 桜島港1131km 志布志港1213km 今日が九州登山校の最終日で,開聞岳登頂の後,志布志港から大阪行きのフェリーに乗らなければならないので, 早朝に出発した。 登山道の下部は樹林帯で5合目までは見通しのきかない単調な登りで,円周を歩いていることをあまり意識することはなかった。 頂上では,広島から来た女性,祖母山・韓国岳の頂上で一緒だった男性など数人しかいなくて,ゆっくり展望を楽しんだ。 特攻機が飛んでいった南の方向は見通しがよくなく残念だった。 平和会館に行かなければ,近くに知覧の町があることは知っていても,開聞岳の頂上で沖縄の特攻戦のことを思うことはなかった。 行っておいて良かった。 下る途中では,多くの登ってくる登山者とすれ違った。狭い頂上に立ちきれる人数ではなかった。 下ってくれば,駐車場は満車で,登頂ツアー?の大型バスも数台あった。 さすが百名山,しかも土曜日だった。 |
開聞岳 登山口から遠望(帰路) 出発時は明るくはなかった |
GPS記録(スマホアプリ) |
下山後,鹿児島港からフェリーで桜島港へ。 湯之平展望所,砂防センター,有村溶岩展望所で桜島見物を済ませて,志布志港フェリー乗り場へ。 計画時は長いと思っていた九州旅行も,あっという間に終わってしまった。 言葉を交わした人たちは,いい人ばかりで,ほんとに楽しい九州の山旅だった。 |
開聞岳 頂上 |
桜島港に向かうフェリーから桜島を遠望 |