山域・コース 北アルプス・剱岳・立山
実施年月日
2017年09月12日(火)~9月16日(土)
参加者 杉本夫婦
コースタイム  
09月12日(火)
名二環 鳴海I.C. →<東海北陸・北陸道>→呉羽P.A.(泊)
09月13日(水)
立山室堂バスターミナル9:00→雷鳥荘→13:25(泊)
09月14日(木)
剣山荘5:05→前劔6:35→8:15剱岳8:35→9:45長次郎の頭10:15→10:20熊の岩の真上11:10→<敗退> →14:10剱岳14:15→14:40剣山荘(泊)
09月15日(金)
剣山荘7:05→8:40別山乗越8:55→9:5別山北峰10:05→11:15真砂岳11:20→富士の折立→13:00大汝山13:10 →13:25雄山13:45→14:20一ノ越14:25→15:25浄土山→16:40立山室堂バスターミナル
北陸道 呉羽IP.A.(泊)
09月16日(土)
呉羽IP.A.→東海北陸道 荘川I.C.→ひるがの高原(散策)→美並ふるさと館(円空仏 見学)→荘川I.C.→鳴海I.C.
地図

  連休前の14日(木)15日(金)の2日間は晴天が期待できるので, 一度は歩いてみたいと思っていた剱岳北方稜線
(剱岳→池ノ平)に挑戦した。
池ノ平から剱岳に向かう方が無難なようだが,
    室堂→池ノ平(泊)→北方稜線とすると, 2日連続の長丁場になるし,
    室堂→真砂ヒュッテ(泊)→池ノ平(泊)→北方稜線だと行動が16日(土)の雨天にかかってしまう ので,
剱岳から池ノ平に向かうことにした。
 若い頃にチンネを登攀したときに,部分的には歩いているので,大丈夫だろうと思っていたが, 記憶は薄れ踏み跡もなく,ルートファイティングに手間取り,予定通り進めなかった。 天気もよく,ビバーグの用意もあったが, 長次郎の頭を巻いた後で,無理をせず引き返した。
 家に帰って検討してみると,そのまま長次郎側をトラバースし続ければ良かっただけかも???
 自分の年齢や健康面から,この縦走で剱岳から卒業したかったのだけれど!!

09月13日(水)
 今日は剣山荘泊まりで時間に余裕があったので,新室堂乗越経由で別山乗越へ行こうと考えていたのに,うっかりして左の道に入ってしまった。 なんんだか,さい先の悪いスタートになった。剣山荘泊。


09月14日(木)
 早朝,大粒の雨は止んだが風が強く霧雨はやまず,あまり体が濡れない程度になるまで待ったので,出発は遅れて
5:00になった。
  7:00頃から,風はやみ晴れてきて, 8:15に剱岳の頂上に着いたときには,よい天気になった。
 今の歩く速さから考えると,出発時間が遅すぎたが,あまりに天気がよいので,池ノ平を目指して歩き出した。
ところが 長次郎の頭を長次郎谷側から巻くところで思わぬ時間がかかってしまった。
剱岳への登り ようやく晴れてきた
剱岳への登り
剱岳から北方稜線へ
北方稜線へ
モアイのような岩を過ぎ,熊の岩の真上の稜線のピークを越えるところで またルートが解らなくなり,あまりに時間がかかり, 明るいうちに池ノ平に着きそうもないので,前進は諦めることにした。
 稜線から,スマホで真砂沢ヒュッテに長次郎雪渓の様子をきたところ,状態は良くないとのことで,長次郎谷の下降をやめ, 来た道を剣山荘に引き返すことにした。
 もう40年以上も前に三の窓に来た頃から比べると,スマホで小屋と連絡ができるようになるなど隔世の感があった。

長次郎の頭を巻く
長次郎の頭を巻く
モアイのような岩を目指して 
モアイのような岩を目指して 

09月15日(金)
  残念な結果になってしまったが,立山三山を縦走して帰ることにした。
 今日も晴天で,背後の剣岳を見ると後髪を引かれる思いだった。   気が抜けて,剣山荘出発は7:00になってしまった。
 別山乗越から大汝山(13:10)・雄山(13:45)・一ノ越(14:25)までは,ツアーのお客さんもあり混んでいたが,  一ノ越から浄土山(15:25)・立山室堂バスターミナル(16:40)間はあまり人には会わなかった。
 吉峰温泉は臨時休業で,初めて「湯めごこち」で入浴・食事をした。初めてリストバンドのバーコードですべて会計を済ませる温泉に入った。
 呉羽P.A.で車中泊。

地図
別山の向こうに剱岳
剱岳への登り
久しぶりの立山 雄山
北方稜線へ

09月16日(土)
荘川I.C.で東海北陸道から離れ,ひるがの高原散策,美並ふるさと館で実物の円空仏を見学して,美並I.C.か東海北陸道にもどり帰った。